wanna be your fellow

雑多な愛を叫べ

膝ガクガクさせながら浅田家!の感想書く

原作小説を買ったので、おおまかなストーリーは知っていました。映像で見たら泣くんだろうなぁ~~と思いながら、地の文の「ニヤッと笑う」「人懐っこい笑顔」を読んで主演様の表情を想像してみたりなんかして、当日に備えてました。

 

そんなわけで映画「浅田家!」見てきたんですけども、もうね、登場人物総じて愛がすごい。そしてびっくりするくらい優しい。優しい人しか出てこん。泣くしかねぇ。気が付いたらボロボロ泣いてた。すごい映画だった。贔屓目なしで色んな人に薦めたい。なので膝ガクガクさせながら感想を書きます。主演様の命(@ベイスト)でネタバレはほぼナシです。

 

政志さんの「人間力」が凄まじいの。やりたいことにまっすぐ突き進める方なんだなぁって。ホントにすごい。

被写体を知るために取材をするとか、向き合い方も素敵だと思う。なりたい職業に就けたことで、見たくなかった現実にぶつかることになっても、もともとの姿勢を崩さずに、平たく言えばマイペースに、お仕事に取り組むことってなかなかできないんじゃないかな。

で、その政志さんの周りの人たち、家族や若奈ちゃん、姫野さん、小野くん、美智子さん...みなさんの包容力って言ったらいいのかな、政志さんが「コレやる!」って言ったときにまず(たまに文句もこぼしながら)協力するじゃないですか。いくら家族でも、親密でもここまで肌が脱げるものなのか。と。

他人に「何かしてあげたい」って思われるのはすごく難しいこと。言葉を選ばず誤解を恐れずに言うと結構めちゃくちゃなこと言ってるし実行してるじゃないですか。それでも周りが見捨てない、ほっとかない、味方が絶対いる。政志さんの天性の才能なんだろうなぁと思いました。

わたしは下に兄弟がいるのでぶっきー演じる幸宏さんにやや感情移入しながら見てたんですが、弟のために頑張るお兄さん、眩しかったです。

劇中で「両親を喜ばせるのは政志の方が上手い」みたいな独白があったと思うんですけど、そう思った(悟った?)ときに、例えば政志さんに嫉妬してキツくあたる、っていう選択肢もあったはずです。それでもそうしなかったのは両親のことが、そして政志さんのことが好きだからなんだろうなぁ...

わたしにゃできねぇな(ウォイ)

 

ちょっとだけ自分自身との話を。

 

わたし受験生なんですよ。

自分は何がやりたいのか、をここ数か月めちゃくちゃ考えなくちゃいけなくて果たしてコレはわたしの望む道なのであろうか…とか夢ってなんじゃい…とかうなされながら毎日過ごしてました。もうすぐ結果が出る。やばい

わたしが希望する進路は大きめに括って政志さんと近いところにありまして、ただ「好き!!」ってだけでごはんを食べるのは並大抵のことじゃないんだと思うんですね。

だから...夢を叶えた政志さんや若奈ちゃんはすごいなぁって。

 

そう。政志さんと若奈ちゃんでいえば、あの距離感!もうね~~好き。一世一代の賭けのくだりとかホントに言葉選びが全部最高だし、映画館じゃなかったら絶対二宮さんよろしくぃやったぁぁ~~~!!!とか言ってた。どこまでノンフィクションなんだろ?なんにせよ素敵。大好き。

好きな人の背中を叩ける人間になりてぇって思いましたね。恋愛云々関係なく、だれか大切な人が困っていたり迷っていたりしたとき、喝をちゃんと入れられる人間になりたい。若奈ちゃんは理想です。

 

嵐を追っかけはじめて最初に映画館で見た映画がこの映画になりました。

追っかけはじめが異様に遅かった故、出演した作品をリアルタイムで見られなかったことにはいつも後悔してる。

満を持して(?)迎えた初推しの映画鑑賞はやっぱりすごく楽しかった。わたしは何もしてないけど誇らしくもなった。ファンの皆さんはいつもこんな気持ちで見ていらしてるんだなぁ。後悔が膨らんだのも勿論だけど、また少し、ファンに近づけたんじゃないかなって思います。

二宮和也さんのことが、嵐のことが、もっと好きになりました。

 

ワルシャワ国際映画祭、最優秀アジア映画賞受賞おめでとうございます!