wanna be your fellow

雑多な愛を叫べ

嵐「untitled」今更語り

タイミングがおかしい?知ってる

 

発売から4年が経った(!!!)今年、満を持してこの愛してやまない盤について思う存分叫び散らかしてしまおうと思いパソコンを立ち上げております。ホントは当日に上げたかったんだけど色々立て込んでて小忙しくてですね…勿体ないことをした……

というのもね、ワタクシが人生ではじめて買ったアルバムが「untitled」なんです。嵐が奪った数あるわたしの初めてのひとつ。めでてぇ本日によせて盛大に書かせてくれや。

 

もう誰が読むとか読まないとか読みやすい文とか知らん、好き勝手書く!!!!!!!!

「untitled」

「untitled」

  • J-Pop
  • ¥2444

music.apple.com

 

M1. Green Light

初期ラップ曲の苛烈さがすごく好きなんですけど、この曲はその進化版だと思っていて。

トップに君臨する王者が王者であることを熟知した上で追いかけるあらゆる人々に対して宣戦布告し更なるトップを目指し走り抜けていく、そんな歌だと解釈してるんですけど、これってトップアイドルとしてエンタメのド真ん中にいる嵐が、自分たちはまだトップではないと言い切り高みへ高みへ昇り続けている姿と重なりゃしないすか?もちろんGreen Lightの主人公=嵐と断言できるわけではないけど。

EDM+英詞+比喩でオブラート的なものに包んではあるもののめちゃめちゃに煽ってるし喧嘩売ってくる。これが!!アルバムでもライブでも1曲目なの!!!!どんな曲から始まるのかな?ってわくわくしてるところに鼓膜にブッ込まれるのが「Can't stop this feeling(この感覚は止められない)」。我々聴衆は!!!嵐に!!!初っ端から!!!喧嘩を売られているの!!!!(言葉を選べ)

嵐の秘めたるギラギラ感に似合い過ぎている…あの5人だからこその説得力だよなぁと思います。好きすぎて誰に見せるわけでもないのに無駄に文字数の多い考察文を生成したのもいい思い出です。

 

M2.つなぐ

忍びの国の無門さん。

和楽曲ながら和風感がそこまで強くないところが個人的にすごく好きです。

忍者映画の主題歌なんだからもっとじゃぽじゃぽした曲が来るかなって思ってたんですけど案外そうでもなかった、って発売当時思ってた記憶。

和要素がないわけではないんですよ。ニロ抜き音階っていう民謡音楽なんかで使われる音で出来たメロディーとか、バックに津軽三味線がいたりとか、随所の言葉選びとかでエッセンスを感じることはできるんだけどそれくらいっていうか。作家さんが海外の方々ってのも関係あるのかしら。クールジャパン感が香るような気もする。英語もけっこう入ってるし。

Cメロの翔さん→櫻葉→ピノ→おーちゃんwith潤ハモの流れがとてつもなく良いんですよね…音響関係詳しくないから確信ついたこと言えないんですけど「(振り向かずに生きてくだ)け~⤴~」のポルタメントをぬるっと、かつ正確に合わせてくる潤智……ハオ……もしかしたら加工でうまい具合にどうにかしちゃってるのかもしれんけど………………

忍びの国まだ見てないんですけどいい加減見たいっす…地上波で放送してたとき所用で家を空けざるを得なくてそれきり(ハンカチを噛みながら)

 

M3.「未完」

アルバムのリード曲にして最 大 の 問 題 作

まずタイトルが「未完」って何?っていう。曲として売られていく以上完成してるのに未完って何?クラシックか何かなん??

…というクラシックフラグ(?)をモーツァルト交響曲第40番第1楽章の引用という形で見事に回収していくスタイルっすよ…

クラシックだけじゃあーりません。和、EDM、ファンク、ヒップホップなどなどこれまで嵐が挑戦してきたジャンルの音楽を1曲にぎゅっと押し込んで固めてオシャンにラッピングした大変えげつない楽曲に仕上がってるわけです。おまけに拍子の変化もエグい。こんな曲をポップスの真ん中を突っ走るアイドル・嵐の楽曲としてまとめ上げてしまった編曲の佐々木さん凄すぎる。足を向けて寝られない。高級ハムを差し上げたい。

全部が全部歌詞の主語イコール嵐のメンバーになるわけではないと思ってるんですけど、歌詞過去楽曲のエッセンスが散りばめられている時点でこの曲はその類の曲になり得る、んだと思う。そうすると嵐自身が未完成であると、アルバムリードをもって高らかに宣言しているということになってくる。とてもヤヴァイ。王者の王者たる所以。

Green Lightと近い話になっちゃうけど「輝き出す未完成の『I』」ってすごくない?あんだけのことをしておいて自分はまだまだ未完成ですって言い切れるの強すぎやしない?usじゃなく『I』なの良くないっすか……??嵐(一人称単数)なんですよ……………

 

M4.Sugar

はいこんにちはSugar芸人が通りますよ

忘れもしないアラフェス2020。比較的初期リリース楽曲や前回フェスでの上位曲のランクインが目立つアルバムランキングの中5位に食い込んだ伝説を作ったSugar。オタクがこのテの曲が好きであることが公式にバレてしまったSugar。

考えてみれば人気が出るはずなんすけどもね。安心と信頼のHIKARI神×スウェーデンのクリエイターiiiSAKさん作、ソロリレー→サビで2-3に分かれる歌割→全編通してファルセット大活躍なんて曲ですから…我々が溺れるのも仕方のないことなんですよ……(コポコポォ………)

ポップかつオシャかつ耳馴染みの良い楽曲に仕上がっているものの内容がガッツリ不倫とかいう~~さ~~~~この"""背徳"""ですよ。JAMとか恋ブレとか初期の背伸び系と近いけど30代になったからこそ歌えるんだろうなぁ。優里さんのドライフラワーよろしくこの曲基にして1本ドラマ作ってほしい。どう考えてもヤバだし絶対に見る。

尊敬する事務所担のおともだちに教えてもらったんですけどこの曲Jr.のみなさんがライブでカバーしてたりするみたいですね。なんか勝手に嬉しいですありがとうございます。少クラ見ました。わたしはアレでトラジャのメンバーを覚えました。マイクスタンドすごくよかった。ありがとう。

 

DAISUKI………………(クソデカ感情)

 

M5.Power of the Paradise

パワーオブザカラダイス

記念すべき50枚目のシングルがここで登場。話変わっちゃうけどアルバム作ってるときシングル入れる順番って決めるの難しいと思うんですけどどうやってるんだろう…

これもこれで「未完」と似たベクトルでスゴイと思うんですよ。

日テレ五輪×嵐の安心と信頼タッグ。の中でも特に五輪感、とくに開催地感を意識して作られた楽曲になっていると思っていて。リオのサンバ(というかラテン)のリズム×Bメロのニッポン!チャチャチャ×2016年当時の流行であるEDM+ストリングス の融合。字に起こすとカオスだな…サラッとすごいことしてるぞ嵐お兄さんシリーズ。

たとえばその前の五輪ソングRoad to glory(2014ソチ)にはロシア感はあまりないですし。証も揺らせ今をも風の向こうへもHeroも、その後の白が舞うも。ここまで開催地が分かりやすく全面に出てる曲ってなかった。今まで多分そういう作り方をしていなかったと思うんですね。日テレ五輪×嵐曲史上お初の試みなんじゃないかしら。単純にラテンのリズムが取り入れやすかっただけの話かもしれないけど…その説大分濃厚だな……

タイアップ要素を交えつつそれだけにしない、トレンドまで押さえちゃってるの、かつ嵐のポップスにも落とし込んでるの本当にかぁっこいい。

振り付けコピーが盛んな界隈のオタクもやってるもんでサビの簡単手振りありがてぇです。全力でやりたい。 てかやってる。

 

M6.ありのままで

名曲揃いのこの盤で唯一セトリ落ちしてしまったのが悔やまれる…ドームで…聴きたかった…よう……(膝から崩れ落ちる)

嵐のハモり、メインボーカルのおーちゃんwith櫻葉/にのみ上ハモ/潤くん下ハモ がテンプレとしてあると思ってるんですけどこの曲では他のメンバーの上下ハモがあるという超絶レアハッピーセットなんでございますよ。しかもラスサビにはフェイクもついているのですよ…!!!オタク、推しのハモり聴きたくないか?フェイク聴きたくないか??これで解決だぜ……みんな…聴こうな………

すごく目立つキラキラ楽曲というわけではないけど、定期的に聴きに帰ってきたくなる実家のような安心感がありますよね。戻ってきたくなるような心地よさ。美味しいと話題の新商品より奇抜さはないものの愛され続けるロングセラーって感じ。

わたしは葉担なので相葉さんの話になっちゃいますけど♪転ん~(撥音)ではま~た立ち~上がれ~fu~~(ファルセット)とても好き。

この曲に限らずファルセットがた~~くさん聴けて本当に嬉しい。ありがとう歌割り改革期。改革期のおかげで以降の楽曲たちの複雑な歌割りに繋がってゆくのです…ありがたい……

発売当時、通常盤のブックレット見てエルサ櫻井ネタにし始めたじゃん…しやがれの逆輸入じゃん…??って思ったのはわたしだけじゃないって信じてます。(恐らく偶然)

 

M7.風雲

「嵐」が風雲を呼んできた……………………

冒頭のギターリフすき。歯切れよくてかっこいい。アレで始まってアレで終わるのめっちゃいい。やっぱりミュート(ジャカジャカっていう音)があるの最高にいいですよ本当に弦楽器が羨ましいですよマジジェラシー……(鍵盤弾きのジェラシー)
歌詞の内容としてはGreen Light、「未完」をちょっとポップにしたような感じ。バンドサウンドで2曲のみたいなゴリゴリ感が薄まって取っつきやすくなったようなイメージ。とはいえ言ってることの質や熱なんかが変化しているわけでは全くなくて。相変わらず我々聴衆は喧嘩を売られている。かかって来いだって。かっこいいね。負けさせてくれ。否、一生ついていかせてくれ。(重)

ソロリレーが主体になっているけど、冒頭のカモエビワン~パートはお山×総武線に潤ハモプラスという王道のパターン。お山のユニゾンのパワフルさがこれでもかと出ている…それをしっかり締めてくる潤くんのハモりもまたかっこいい。この楽曲にぴったり。

コンサートの話になっちゃうけど冒頭のムビステ演出マジでよかったし「かかって来い」で抜かれることがわかっている潤くん…………(頭を抱えて)かかって来いって言いながら迫ってくる嵐お兄さんマジカッケーっす……

ホントに曲幅が広いなぁ…これがuntitledのuntitledたる所以なのか……すげ……

 

M8.I'll be there

いやほんとに曲幅広いな!!??バンドのあとにビッグバンド…あっもしかしてそういう繋がり!?(たぶん違う)(絶対違う)

歌割り改革期真っ只中のシングル。前作のパワパラに比べて明らかにソロパートが増えている。
ブラスが眩しくてベースラインがかっこよくて2番Aメロのギターがきれいで、でもフレミングみたいな振り付けや「(I'll be with)you you you…」のリフレインとかスタイリッシュ湯切り入りのフィンガースナップとAメロの押韻(スタンスは斬 抜かりなくchasing など)諸々にキャッチーさや遊び心も見え隠れしていてオシャンだしそういうところが貴族、というか御前様っぽいですよね……ちょっとしたスパイスだよ(不敵かつ魅惑の笑み)的な……YABA……SUKI………続編いつまでも待ってます……また御前様にお会いしとうございますです……(切実)

この曲は、というかI'll be thereの初回限定盤は個人的に物凄く思い入れがありましてね、わたしが初めて自分のものとして所持したCDでして……ホントに大好きな曲だしこの思い出は死ぬまで残り続けるんだろうな。なんだか嬉しい。初めて手にしたCDって胸張って言えるサイキョ―の曲だと思ってます。わたしの身に何かあったら病室で流してほしいです。泣きながら聴く。何の話。

 

M9.抱擁

あいるびからのオシャリレー!!!!!30代男性アイドルの、色気ッッ……!!!!!!オコチャマアタイは震えることしかできねぇっす。なんなんあのひとたち……かっこいいよぉ……

こういう曲聴くと途端に自分の幼さが恥ずかしくなるんですよね…いやまぁ実際幼いんですけど…いつか抱擁(曲名)が似合う女になりたいモンですね。死ぬまでムリな気がするけど。
打ち込みオトナダンスチューン。年に最低1曲は失恋ソングをリリースするでおなじみの嵐(わたし調べ)の中では珍しく主人公が相手の女性に負けてない。わりと互角。終始ちょっと気だるげな感じなんだけどそれをしっかり締めていくようなサビ前のダンダンッ(ツッ)(カッコ書きのところがミソ)ダダンダンッッが心地よい。そりゃ目も眩むしGroovyなサウンドにTranceしたくもなりますよね…(?)コーラス分厚くてカッチョイイ。

これ聴きながら、できればヒール履きながらビル街歩いたりするとなんか「「強い女」」になった気がしてQOL上がる感じするのでオススメです。めっちゃいいからやってみてください。わたしはたまに電車の乗り換えで駅前歩くときにやってます。ちょっと武装できる気がする。(個人の感想です悪しからず)
この曲のラップパートで「ヘッドライト(CV:ショウサクライ)」担を自覚しました。絶対一定数いると思います櫻井さんのヘッドライトの言い方が好きな人。ポプコン収録のソロFly on Fridayでも聴けます。良しなにしてください。

 

M10.Pray

嵐の失恋曲、全力で待ってた~~~~~~~~!!!!!!!!!!!!!(クソデカボイス)

抱擁のターンでネタみたいな書き方したけどやっぱり大好きなんですよ嵐の失恋曲!!!!!!!!!2017年にも変わらず供給があってうれしいしwonder noteさんがいる時点で個人的に大勝利オブ大勝利ですありがとうございます。

これまでリリースされてきた数ある前例たち同様未練タラッタラの重たい楽曲ではあるんだけど、リズムがハネてる+サビでの押韻(「二度と取り戻せない でもきっと新たな出会い」)+長調(明るい)からまだ救済措置があるのかなぁと思わせてくれるような、どこか明るさを感じる楽曲だなぁって思います。今は辛くて悲しくて、世界がモノクロに見えてしまうけどいつかきっとここから抜け出せるって心の奥底では信じてるんじゃないかな。まだ完全に闇落ちしきってない光属性のキャラ的な。

音源とライブで歌割りが違うのとってもありがたいです。

失恋したら絶対この曲聴くって決めてます。あとは浮いた話があればいいんですけどね。ないよねそんなもん。haha……(遠い目)

 

M11.光

Prayからの光の流れもめちゃめちゃに良いんだよな……!!!

モノクロの世界で光の出口を探したPrayくん(仮名)に朝日が差して、Prayのときに信じていた未来がやってくる、そしてPrayくん(〃)は一歩ずつまた踏み出していく、みたいなひとつのストーリーになっている気がします。偶然かしら。

これまで色んなジャンルに挑戦してきた嵐(その歩みは「未完」を聴けば一発でわかるようになっている………!!)ではありますけど、ゴスペル風はお初。トライアングルって、その昔教会音楽で天使の音をあらわす楽器として使われていたんですよ。そのトライアングルが光のAメロで使われているんですよ。しかもAメロ、総武線コンビによる澄んでいて美しいファルセットもあるパート(「恐れずに顔上げ」/「幸せを数えた」etc)でございまして……!なんなんだここが天国なのか……アーメン………(怒られろ)

歌詞の内容も「ささやかでも 幸せは目の前にあるよ」「光はどんな時もきっとそこにある」などと宗教的とはさすがに言わないけど、何というか、とても清らかな感じがして。でも押しつけがましくなくて、取っつきやすくて、ちゃんと説得力もあって。何なんだろうね。どうしてこんなに耳馴染みがいいんだ嵐の曲は………

メレンゲの気持ちだったかな、ラップのレコーディング風景を公開してくれたのめちゃくちゃ嬉しかったですありがとう翔さん。

アンコンでのステンドグラスの演出すごくきれいだったなぁ。Jr.の衣装がゴスペル隊風になってかわいかった…

 

M12.彼方へ

これを朝早い電車の中で聴くとめちゃめちゃ沁みるのでオススメです。是非やってみてほしい。涙だけ気を付けてください。(?)

大前提として全曲の流れがめちゃくちゃ最高のは分かってるんだけど光から彼方への流れもすげぇいい。

生まれた「光」がぶわーって広がっていって遥か「彼方へ」届いていく、みたいな。嵐が生み出したエンタメを我々が受けとる様と似ているような気がする。この曲の光のイメージある。銀テのせいかもしれないけど金色より銀色のやさしい光のイメージ。冬の澄んだ空気の中朝日が昇っていく画です。

ラスサビのキメ銀テと5パラになる映像が最高に美しかったし最後のフェイクリレーでお互い指差してるの本当にさぁ……アレ考案したの潤くんだったと思うんだけどホント色んなこと考えてくれてるの…我々がああいうの好きなの知ってくれてるのマジで…もしかしなくても我々オタクって分かりやすすぎ………???(恐らくそうっすよ)だし確かそのまま前向いて歌ってるだけだと気持ち悪いこと言うけどちょっと寂しいって言ってた*1よね??全然気持ち悪くないし低燃費オタクそれだけで存分に沸けるから続けて頂けると幸いですありがとうございます松本様

どうでもいいですがわたしは彼方へラスサビの5パラを世界一美しい5パラと呼んでいます

嵐の音楽は止まらないんだよなぁ…でもってTMNEも一緒に聴いて眼球溶かすまでがワンパケ

 

M13.Song for you

11分にわたる組曲。いや組曲リリースって何事なんよ…
時間だけ見ると長くてちょっと身構えるけど不思議なもので飽きない。贔屓目ナシにもそう思う。むしろ秒。めちゃくちゃ壮大できらびやかでまさしくショーだし、ジャニーズの始まりがラスベガスのショーだって話に通ずる部分だよなぁと思います。歌詞にメンバーのソロ曲のタイトルが隠れてるの気づいたとき鳥肌立った。

リーダーのソロから始まって、総武線-翔潤とユニット曲と同じになってるのめっちゃいいし、総武線がデビューしてすぐの頃、翔潤が10周年前後の頃と振り分けられてるのも良~~~~

「バラードなら大野」ってリーダーが入った(出だしソロ:壮大なオケ)→みんな大好き幼馴染総武線ブロック(デビュー当時:半音使いでちょっと不穏な感じ、歌詞)→MC/総合演出を担うフロントマン翔潤(5×10あたり、ブラスキメの増加でより豪華に)→メンバー合流(15thハワイ)→現在(リーダーの出だしソロと近いメロディーに戻ってくる)構図にクラシックの香りを感じるような気がして。

基本的に他の誰かが嵐の楽曲をカバーすることに関しては賛成で、寧ろ歌ってくれてありがとうございます~~!!!(シェイクハンド)って思ってるんですけど、こればっかりは他の誰のカバーも聴きたくないなぁって思っちゃいます。詞の内容が嵐の歴史に沿ったものになっているからってだけじゃなくても。このSong for youという楽曲は嵐が歌ってはじめて成立するんだと思う。すごいアイドル、すごい歌手の方たちがこの世にたくさんいらっしゃるのは知った上で、それでも言いたい。嵐じゃなきゃダメだと。

 

Disc2 M1.バズりNIGHT

声を大にして言いたいどうしてこうなった。
リリースから4年が経過しましたが未だに歌詞の意味が全くわからない。発売当時頑張って解析しようと思ってたけど多分コレは意味なんてないんでしょう。意味を見いだそうとする方が負けなのかもしれない。願望が入っていることは否定しない。とはいえ「にん(忍びの国)」「御意(貴族探偵)」と早口言葉(キャスター)で3人の個々の仕事ネタが入っていたりとか、全く考えずに言葉を並べただけの歌詞ではないことは言えるんじゃないですかね。
Still…でお馴染みの多田さんがマイガールぶりに帰ってきた!と思ったら…ねぇ…(ここでの困惑は翌年リリースの君のうたでしっかり回収してくれたから無問題)
われらが相葉プロ監修のあの(あの)演出、曲ができてから作ったのかはたまたその逆なのか…何にせよ制作経緯が謎過ぎるな……常々言ってるけどライナーノーツ売ってください言値で買うのでお願いします

もはや何も知らない非オタに見せたい。今なら!!YouTubeで無料でご覧いただけるのでこれ読んでるオタク未満の方!!!いるか知らんけど見ましょうね!!!!(急なダイマ)

 

M2.夜の影

バズりとのテンションの高低差エグすぎて耳キーーンなるわ

メインボーカル大野さん×上ハモ二宮さん×下ハモ松本さん のポテンシャルが遺憾なく発揮される別の意味でヤバい曲。5人曲だと抱擁と近いかもしれん。数億回言われてるだろうけど冒頭にのみソロ「Grind 揺らぐ ィ"ゥ""予感」大好き。エッジボイス万歳。ハオ。
ソロパートがてんこ盛りなのは言わずもがな、3声ハモがバンバン出てくる。1曲通してユニゾンが続くバズりとは反対を行く構図なのが面白いなぁと思います。同じ夜の曲なんだけどね。おもしろいよね。
またしてもライブの話になるけど「あと少しそばでーー(安定の潤ハモ)(最高音ミを出すおーちゃん)(高い下ハモにのみ)」からブレイクしてダンスパートにいく流れ、あそこマジでかっこよい………重力がない……

ここのライブアレンジ好きなんでCD盤とは別でまた売ってもらえると助かります…見てますか…偉い人…というかOh Yeah!とかあのへんのライブアレンジまとめてCDにしていただけると大変助かるんですけど…どうですかね…偉い人……………………

ただ大宮によるカリスマダンス講師Jun Matsumoto争奪戦劇場はいつから始まってどうしてあの形にまとまったのか、どこに着地するのか全くわからん(めちゃめちゃよかったありがとう)

 

M3.UB

(合掌)(一礼)

嵐が誇る総武線コンビですよみなさん。総武線ですよみなさん!!!!!


付かず離れず、ちょうどいい距離で存在しあうこの関係の名はユニットバス………限界オタクの妄想みたいな書き方したけど現実なんですよヤバじゃないですか??これが2次元だったらキャラソンと呼ばれる類いのやつやん…2次オタにもやさしい設計嵐お兄さん………(意図されたものではない)(ここがミソ)
コンタクトダンス、確かに面白くも見えるしちょっと調べてみたら面白いのもあったんだけどあの空気感であの歌詞であの曲であのふたりが踊るんだから笑いよりも感動が勝つに決まってるってばよ…

あれはウケないよ、笑う方が酷だよ…いやまぁウケると思ってた、ねー?絶対おもしろいと思ったのにーとか言うふたりもそれはそれでめちゃくちゃ好きなんですけどね…他の誰かが入る隙がない…ありそうでない……ハオ…………

総武線、エピソードが色々と出来すぎてて本当に3次元かどうか疑いたくなるときありません?

 

M4.Come Back

翔潤~~~~ここのコンビ良……………………

翔さんのキレッキレのリリックが冴えわたっておられるの本当にカッコいい。「低音 俺たち二人なりの方法」とか…嵐の言い換えシリーズ*2の翔潤版ということで合ってるんだと思うんだけど…嵐の中でも下ハモする機会の多い潤くんと、ハモりはそこまで多くないけど比較的ソロ曲のレンジが低め(わたし調べ)の翔さん=低音担当なりの "方法"、さっきSong for youのターンで書いたことと被るけどフロントマン的立ち回りで嵐のエンタメを引っ張っていく ことなのかなぁと。翔潤の自己紹介(?)がこの1文で出来てしまうのですよ。これもキャラソン感あるよね…いいよね…………

がしかし。この低音を担うふたりの歌唱ながらサビが意外と高い(真ん中のソ)とか、普段潤くん主旋律×翔さん下ハモ*3というレアな歌割が聴けてしまう(イントロの♪Tell me what~)とか、「低音担当」であるがしかしそれだけにとどまらないってことを言ってるのかもしれんな…と……実際それ以降の楽曲で上ハモやったり従来の役割の先を行く流れになってるし…………翔潤だけの話じゃないけども…

翔さん×田中直さんのタッグはlet me downぶり。そっち方面明るくないから詳しいこと分かんないけどわりとダンスっぽい雰囲気の楽曲がお得意だったりするのかしら。

 

M5.カンパイ・ソング

自担、天才なのでは?(使いまわされ過ぎた表現)

どんだけ湿っぽくて悲しくなっちゃっても最後コレを流せばあ~~~~ら不思議、笑ってバイバーイ!じゃーね!が出来てしまう。天才??

歌割り把握大好きマン的には山-風の王道割りがベースながらにのみやさんが上ハモに移動したおかげでめちゃめちゃレアな相松ユニゾンが聴けてしまうところが推しポイントです。

ちゃんと飲み会来てエンジョイして時間延長してお開きにして、って時間が経過してるのがいいですよね。個人的にすごく好きです。

でさ~~~~~~何がヤバかったってこれをアンコンでもアラフェスでもアンコールパートに歌ったことですよね~~~~~~~~~~~~アラフェスに関してはガチ飲酒キメてたしそこ含めて最高だった。何度でも言いたいマジ天才ありがとう(東京に向かって祈りのポーズ)

カラオケに頻繁に行ってた頃は絶対歌ってました。この曲知らない友達も雰囲気でコール合わせてくれてありがたかったっす。数少ないみんながちゃんとノれるカラオケレパートリーとして重宝してます。

 

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なーーんてだらだら書いてたら1万字超えてた。もし付き合ってくれいる方がいらっしゃるのならホントにありがとうございました。「untitled」、「untitled」をどうぞよろしくお願いします。

 

発売記念日おめでと~~~~~~~~~ございました!!!!!!!!!

 

おわり。

*1:ソースは嵐の嵐会

*2:ラップに見られる、嵐を別の言葉で表現したもの「山風合わせ」「異常気象」「Fantastic 5MC's」など。勝手に命名しましたごめんなさい

*3:オクターブ下に重ねている。どっちみちレア