wanna be your fellow

雑多な愛を叫べ

限界全力言葉展レポ

どうも、私です。

行ってきました、言葉展に……!!!

ジャニオタのはてなブログに憧れたジャニオタ、ついにジャニーズ関連の現場レポを書くの巻。ということで限界全力レポをしたためさせていただきます。当たり前のようにネタバレするので未参戦の方はブラウザバックしてくださいませ!

 

建物内に入ると、待機所的な場所に通されて少し順番待ちをします。

そこにも翔さんがいっぱいいました。

 

うきうきで写真を撮ったりやっぱ櫻井さんってかっこいいなと思ったりBGMとしてかかっている過去ソロ曲instに売ってくれ~~と念を送ったりしながら過ごします。チケットの確認後、ブース利用券とノベルティ(ソシャゲのコラボカフェでよくあるコースターみたいなやつ)をいただき、いよいよ展示の中へ…!

 

オトノハ

「あなたに向けて書いてきた。これからも 書く。」

カーテンの中に入ると辺り一面紙、紙、紙。壮観。天井からびら~~っと垂れ下がっておりました。言葉の渦とはこのことよ。事前情報ZEROで赴いたのでまずびっくりした。誰もいなかったらヒィィィ…って言ってたと思う。

オトノハやぐらに囲まれたドデカスクリーンに映る櫻井翔さんを見るところからこの展覧会は始まります。

第一声が「どうも、僕です」なのが良すぎる、聴いた時点で感無量でした。多分マスクの中でずっとあわわわ言ってたと思う。

携帯のフォントのまま印刷されているのがこだわりだったんだろうか、翔さんが携帯で読むことを念頭に書いたって話が損なわれていなくていいな…と思いました。

諸事情でジャニウェブ会員ではないために初めてオトノハを読んだんですけど、そんな人間でも櫻井翔が書いた文章って分かるのはどうしてなんでしょう。独特の節回しというか、リズム感というか、あるよね。

あと一人称が小生な人を初めて見ました。ほんとにいるんだね…

 

SHO ROOM

「言葉と音楽と、伝えることはいつも自分のそばに」

ネーミングがナイスなんだよな

ここは翔さんの言葉を紡ぐ道具、血肉となったものたちの展示。助かりまくり。

1つ目のコーナーには黒と紫のガラケーが2台ずつと、パソコン。携帯はストラップの先が切れてるのもありました。何が付いていたんだろうか。翔さんも物失くすことあるんだ…

2つ目はオリンピック関連のものたち。パスとか取材メモとか。パスに貼ってある写真は現地で撮ったであろうものあればそのときの最新円盤のアー写もあれば、みたいな。当たり前だけどキャスターとして呼ばれてるんだな…と

取材ノートは北京の競泳のときのものでした。当時は次があるとは思ってなくて、次につなげられるように祈るような気持ちで書いていた(意訳)って仰っていて。私はリアルタイムで北京を見た記憶があまりないし、ファンになった頃にはキャスター姿が板についていると言われていたので、ZEROのキャスターだからって次の取材が約束されていたわけではなかったんだと改めて知ることができました。

3つ目はm-floZEEBRA、RUFFHOUSEといった面々のカセット、VHSのコーナー。翔さんの原点になる音楽が詰まっておりました。「ZEEBRAさん特集 S(まるS表記)」て書いてあるのがひじょ~~~~にかわいかったです。

 

NO MORE WAR

「あの人は何のために亡くなったのか。亡くならなければならなかったのか。」

翔さんの大伯父(おじいさまの弟さん)にあたる櫻井次男さんという方に関する資料の展示がメインで、館内にはNewsweekに寄稿した文章の一部分を翔さん自身が朗読したものが流れていました。

翔さんの言葉を目の前にウッハウハして浮かれまくってたんですが、ここのコーナーで目が覚めたというか、現実に引き戻されたというか。正直物凄くしんどかったです。楽しい展示ばかりだと思っていたので…

このコーナーはいらなかっただとか、つまらなかったとかそういうことが言いたいわけではないんです。ただただ楽しい展覧会にすることもできたんだろうけど、翔さんが伝えたいことはそれだけじゃなかったんだ、と思って。

戦争を経験した人が周りにおらず、体験談をきちんと聞いたことがないので、どうしても実感がわきにくいものというか、歴史の授業で習うものである印象を抱いてしまっていました。実際に召集令状が届いて、戦地に赴いて、どんな思いで任務を遂行していたのか、翔さんの朗読を通じて、戦争が私の中で現実になったような気がしました。

 

サクラップサウナ

「君が忘れがちなのであれば いちいち記憶に残る種蒔く」

問題のこのエリア。

サウナを模した空間で、櫻井翔のラップをめちゃめちゃ良い機材で聴く。そんな贅沢なことがあっていいんでしょうか。いいらしいです。びくびくしながらヘッドフォンを装着し、再生ボタンを押します。

 

櫻井ソロバージョンのCOOL&SOUL、Re(mark)able、Attack it!のラップ部分を抜粋し、リミックスしたものを5分ちょいくらい聴けるんですけど、けど……………

いや~~~~~~~~……………(頭を抱えて)

360°いろんなところから聴こえるんですよ、音が。声が。情報量がめちゃくちゃ多い。音が良いおかげでラップが明瞭に聞こえるし、トラックも定位いじりまくりでした。終始オートパン(音が右から左に流れるように感じるやつ)がえげつなかった。あと左右だけじゃなくて頭の斜め上から聴こえてきたりとか、ド真ん中で音が鳴ってたりとか。とにかくとんでもなかったです。これを冷静に聴ける人類がいるのか心配になりました。とりあえずどういうことになってるのか詳細キボンヌ~~~~

水風呂、もといクールダウンコーナー、正気でいられるはずもなく。だって5×20でやったアオペダの伴奏が流れてるんだよ、無理じゃね?

一生クールダウンできませんでした。対ありでした。

 

(サクラップて公式に認知されてるんですか………!?)

 

来年も再来年も

「私は、伝えたいと思っています。」

震災の現状。正面のモニターには2011年と23年に取材したときの模様がダイジェストで流れていました。映像から感じ取れる衝撃や恐怖もありましたが、随所に添えられた言葉たちがぐっと胸に迫ってきました。被害はまだ終わってないんだなって、分かっていたつもりだったのに全然分かってない、きっと一生分からないんだと思いました。だからといって放棄するんじゃなくて、思い出して、もし何かが起こったときに備えること。それならきっと、直接被害を受けていない私にもできるんじゃないかと思うんです。

地震大国と呼ばれる国に育ったものの、まだ大きな被害を経験していないために、地震に慣れてしまいそうな自分の頬を引っ叩いて目を覚ますきっかけになりました。

 

…という、シリアスな展示の裏にとんでもないものがあったんですよ。

モニターを背に、サクラップサウナの座席の裏に入ると、そこにはひっそりと瓶が置かれていました。香水の瓶でした。あの、フランスの香水です。嗅げました。甘い匂いと爽やかさと、ちょっと鼻腔をくすぐる感じがしました。香水詳しくないので何の香りかは全然分かんないけど、ヤバでした。この香りを身に纏う40代男性がこの世に存在するという事実。頭がくらくらした。これを先に嗅いでしまったせいで前方のシリアスパートを咀嚼するのに時間がかかったのはここだけの話にさせてください。

 

ありがとうの交換。的な。

絵本「ありがとうの交換。的な。」の一部を大きな本の形のモニターで鑑賞することができます。ページがめくれていったり、絵が動いたり、ちょっと揺れたりしてました。

肝心の内容なんですけど、ほのぼの系のフィクションストーリーなのかと思って油断してたところを正面から殴られた感じがしました。本人に出馬の意向がないと何度も言ってるのに報道が止まらなかったのはなんでだったのか、触れない方が不自然、会う人なりの配慮だって書いてあったけどホントかな、とか、色々考えました。どうしても野次馬みたいな心ってあるだろうからさ、絶対悪として責められないよな…とか…

あとさ~~こないだJun Matsumotoがしれっと言葉展行ってたじゃないですか、ここの展示を見て何を想ったんでしょうね………

 

オトノハみくじ

最後はおみくじ。22番を引きました。内容言っていいのかな、フフフ…てしちゃったわ……

その後物販コーナー。買わないと決めていたものまでカゴに詰め込みレジに向かっていました。無事散財。これが物販ズ・ハイの威力……………

 

未来の自分に手紙を出そう

出してきましたとも!!何書いたか覚えてないわ、来年届くのが楽しみ。

 

参戦(展覧会も参戦って言うのか?)した日が誕生日だったんですけど、忘れられない最高の日になりました。改めて翔さんの紡ぐ言葉が好きだと思ったし、そんな翔さんが所属している嵐が好きだと感じた機会でした。ありがとう翔さん、ありがとう六本木、ありがとう世界。

この喜びを噛み締めて残りの人生も生きていきます。また現場がありますように!!