この間年が明けた感覚だというのにもう暮れなんですか。バグ?
例年に比べ色々な人の色々な円盤を手に取れたので総まとめをしようかと思いまして。月別・書いてきたものと共に振り返ります。わたしが楽しいだけです。
【1月】
GYROAXIAにメンバーの神田ジョンさんが楽曲提供することになって、神田さんの作風や演奏スタイルを知った上でリリースに臨もうと思ったのでアルバムを借りました。
まァ~~~~~~かっこよい。キャッチーかつテクニカルなスーパーヴィルトゥオーゾおばけバンドでした。蓋開けてみたらkemuさんもとい堀江晶太さんがベース弾いてるし曲書いてるしArgonavisを作った当初参考にしていたバンドのひとつだった*1そうだしで好きにならないワケがなかったんだ。
Alternative(PGR Ver.)とドブネズミ・ザ・ナイトクルーザーとハードロック★パラダイスが好きです。柴崎オブザ洋輔コールがやりたいです。楽しすぎるでしょうが。
【2月】
- GYROAXIA「Freestyle」
だっせぇ記事タイだな すみません
あるバンドの音源として楽しめるのは勿論のこと、Freestyleで解禁した「泣き」の表現、Existenceの「ナニモノ」、とGYROAXIAというバンド/旭那由多という人間の新たな解釈がこの5曲で伺えたのがとても面白かったです。コンテンツとしてもバンドとしても那由多くんとしても「革命」「始まりの音」である音源なのは間違いないんじゃないかと。
ジャイロのような音楽は全くと言っていいほど通ってこなかった、むしろ避けてきたので1曲1曲がすごく新鮮で聴いていて楽しいのなんの。ちょっとずつ分かるようになってくるのが嬉しいし、逆にジャイロの音楽を聴いて勉強したことが他の曲を聴いたときに活かせたりできるようにもなれて、確実に聴衆として成長できています。
【4月】
- STATION IDOL LATCH!
ズブズブになってしまった声優・伊藤昌弘さんが参加するアイドルコンテンツとのことでかる~く追っていたら、楽曲制作陣がジャニオタホイホイすぎて帰ってこられなくなりました。聞いたことある作家さんばっかり使ってるんだもの。Erik Lidbomさん、youth caseさん、佐々木博史さん、Funk Uchinoさん、Kevin Charge神とか。ガチ追い不可避でしょうが。
各メンバーの声の親和性がすこぶる高いんです。似てる、というか溶けている。ユニゾンの聴き心地の良さはもちろん、ソロパートも個性を出しつつ歌や相方になじんでいて。どうやって声優さんたちを選んだのか、どうやってあの超豪華ジャニオタホイホイ作家陣集めたのか気になりすぎる…
とりあえずジャニーズ楽曲が好きな人は一回聴いてみてほしいです。CV伊藤さんのいる(サムネ左)ユニット貼っておきます。これは辻村有記さんと伊藤賢さんの共作。JUMPの曲をいっぱい書いてるコンビ。
【5月】
Honey借りたので聴いてるんですが、Ain't Seen Nothing Yetの1音目でフッ………………………って言った
— 沙藤 (@Diva2348MR) 2022年5月9日
Prisoner、EM7→D♯7で暗黒微笑しちゃった(HIKARI神~~~~~~!!!!!!)
— 沙藤 (@Diva2348MR) 2022年5月9日
補編曲:久下真音でむせた 助けてくれ https://t.co/QCiSrLiDr6
— 沙藤 (@Diva2348MR) 2022年5月9日
嵐にない音楽ばっかりで聴いてて楽しかった~~!いちばん好きなのはUPDATEです。安心感がエグい。CHOKKAKUさんアレンジで暗微したよね。アルバムリピートしていくにあたり亀にゃんさんと上田さんの聞き分けができるようになりました。やったぜ。
3人のソロ曲たちもそれぞれ素敵でした。女性目線ソングby亀にゃんさんは"勝ち"でしかない。友人に見せてもらった1582の衝撃ったらなかったのでシンプルに好きだったしゆっちはなんであんなエフェクトとの相性がいいんでしょう…?ムンショのエフェクトもりもりアレンジ天才でした。ありがとうございます。上田さんソロのカンタービレ、春に電車に乗りながら聴きたいので来年やります。甘めの歌声と強いラップパートのギャップで風邪引く。
というかガチで布教されたら普通に落ちそうで怖いです まだだ…
- Rhythmic Toy World「BUFFeT」
Argonavisに楽曲提供することが決まったので予習しました。お名前存じ上げなかったのですが、泥臭くてまっすぐで、ド直球のバンド音楽って感じがして好きです。こちらに届ける言葉の火力が高い感じがする。このアルバム聴いた後に命のクリック聴くとRTWさんの音~~ってなって面白かった。セルフカバーしてもらいたい…!!
アルバムタイトルは苦闘するとか運命にもまれるとか、戦いながら進んでいく、という意味だそうで。全体を通して感じた印象と近くてなるほど…って言った
- Argonavis 「CYAN」
わたしはこのアルバムと人生を共にしたいよ(重)
前作Starry Lineと比べて葛藤を描いた曲が増えていたのが印象的でした。他バンドと比べても「刹那」「葛藤」「弱さ」が打ち出せるバンドはここ以外ないんじゃないかと。そこを含めて青いし、またArgonavisのコンセプト「青春系ロック」の解釈が更に深まりました。青春系ロックっていうコンセプト自体が曖昧だからこそArgonavisは守備範囲の広いバンドになれるよなぁと思ってるんだけど今作は「青春」の在り方の広さも感じたし改めておもしれ~~~プロジェクトだしおもしれ~~~バンドを真ん中に据えたなと思いました まる
あと、ファンの方々の中で一番お気に入りの曲がバラけてたのが面白かった。何ならメンバーの中でもバラけてたよね。こういうのめちゃくちゃ楽しい。何派?あ~それか!いいよね~~みたいな語らいはどこの界隈でも心が踊るものなのですよ。久しぶりにそういう感覚を味わえて懐かしいやら寂しいやらめちゃくちゃな気持ちになりました。Reversalしか勝たん(俺的流行語大賞受賞)
ごちゃごちゃ書いたけどシンプルに曲が良い。収録順が良い。蓮くんの歌が良い。これに尽きる。
【6月】
- 二宮和也「○○と二宮と」
白飯が進むエッジボイスを聴いたことがあるか。第一声としての美しさ、手本のような艶、後続音へのなめらかな接続。これが家で聴けたなら、聴けたなr「聴けます。『◯◯と二宮と』6月17日発売」
— 沙藤 (@Diva2348MR) 2022年5月5日
ヴォーーーカルエフェクトだァァァァァァァァァァァァァ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!(紅だ)
— 沙藤 (@Diva2348MR) 2022年6月17日
おっくんさんのベースの上ににのみゃが…………
— 沙藤 (@Diva2348MR) 2022年6月17日
アコースティック音源なんてなんぼあってもいいですからね
— 沙藤 (@Diva2348MR) 2022年6月17日
にのみやさん 笑って 笑って 笑って………………(クソデカ感情)
— 沙藤 (@Diva2348MR) 2022年6月17日
元号が令和になり早4年、まさか二宮和也さんのカバーアルバムが発売される世になるとは思わないじゃん。権利関係よくわからんけど難しそうだし。でもやってくれたんだよ、ありがたいしかない。しかもサブスクでも聴けるんだよ、万人に勧めて回るしかない。
全編通して二宮節のオンパレード。5人曲では影をひそめていたエッジボイスをはじめとしたクセの付け方を堪能できる最高円盤なんですわ。マジで売ってくれてありがとう。2022年で一番いい買い物をしたと思っている。
友人とこの曲/アルバム/コンテンツが凄い!をプレゼンする合宿をしたのですが、事前情報ナシの状態でニノテンダーを聴いてもらって「ヒェ………」って言わせることに成功しました。
- harmoe「It's a small world」
「音楽と物語はいっしょに歩く」というコンセプトのユニットが「It's a small world」ってアルバムタイトル付けちゃうの天才だと思うのよ。これほどぴったりなタイトルあります?
一寸先は光(一寸法師:日本)からセピアの虹(オズの魔法使い:アメリカ)まで、ちゃんと世界一周できる並びになってるんですよね。ちゃんと日本を出て中国~アラビア、ヨーロッパ、カリブ海を経てアメリカに行きつくっていう流れがこのアルバムの中でできてるの。何度もリピートして聴きたい。
アラビアン・ユートピアンとHAPPY CANDY MARCH、ククタナときまぐれチクタックの間にあるSKITもほんと~~~に良いんだ……滑らか~~にアラブからドイツ、アフリカからイギリスに移動してるし地図上でもそこそこ距離あるからそこの説得力もあるし上手い。何もかもが上手い。
【7月】
- Hey! Say! JUMP「Fab! -Music speaks.-」「群青ランナウェイ」
Fab-ismすごい、辻村伊藤コンビの音だ
— 沙藤 (@Diva2348MR) 2022年7月6日
狼青年、ラストのmid1G→hiGの跳躍何?跳躍の域じゃない 競技用トランポリン
— 沙藤 (@Diva2348MR) 2022年7月6日
A-beeさん……(すべてを悟った顔)
— 沙藤 (@Diva2348MR) 2022年7月6日
フーーーーーーーッッッッ 我 Last Mermaid… 大好きマン
— 沙藤 (@Diva2348MR) 2022年7月6日
ワ"タ"シ"ハ"ァ"ァ"-----------ッッッッッ!!!!!???(転調)
— 沙藤 (@Diva2348MR) 2022年7月6日
音楽×童話の融合、あかジェネ*2とはるもえちゃん好き人間に刺さらないはずがないわけで。にこにこしちゃったよねぇ…
キラッキラのアイドルソングから攻めた曲、バチバチの打ち込み、色んな楽曲があって面白かったし、童話モチーフと言えど詞の内容がストレートに童話の引用じゃないのも聴いていてわくわくしました。色んな角度から童話を見て音楽と合わせたアルバムなんじゃないかと。
あかジェネとはるもえちゃんと同じ題材の曲並べてあーだこーだ言う記事をいつか書きたいです。
そして群青ランナウェイね~~!!表題曲のカッコよさはもちろんのことドラマチックのキラキラ具合に天を仰いだわよ、2Aメロの有岡さんソロが好きでずっと聴いてます(ピンポイント~…)
- 佐々木李子「カーテンコールを揺らして」
透明感と力強さって同居し得るんだ…って思いました。壊れそうな雰囲気も感じさせつつも芯が通ってて好きです。もっと世間に見つかってほしい。歌がうめぇんだ…
声の雰囲気が柔らかくて優しいからバンドものとかカッコいい曲とかやると埋もれちゃうのかなぁと勝手に思っていたんですがそんなことは全くありませんでした。変なこと思ってすみませんでした。Freedomめちゃくちゃカッコイイです好きです
他のアルバムも聴きたいしいつかシナプストーリーにも行ってみたい~!!
【8月】
- i☆Ris 「Queens Bluff」
担当が200万再生の女になりました。美しいお姉さんへのメタモルフォーゼが凄まじいんじゃ……
近年ケーポッピー化、ガールクラッシュ化が著しいi☆Risちゃんですがそれが頂点に達したんじゃないかと。こういう楽曲、カップリングではちょいちょいあったけどメインに据えるのは初めてだしi☆Risから離れている期間が長ければ長いほど驚かれるんだろうな…と思いました。もっともっと売れてほしいしもっと世間は気付いてほしいよう……
改めて全員アラサー全員オリメンのアイドルって凄まじいのよ。エイジズムぶっ壊してこれからも突っ走ってほしいです!
【9月】
- Fantôme Iris「miroir」
記事タイ通り、ゴスロリ吸血鬼キャラ藤堂ユリカ様の下僕がファントムの設定とHARU様を放っておけるわけがないんですよ。絶対好きじゃん。
V系に疎くても各楽曲色んな路線を取り込んでいるのが分かるし、ファントムはもちろん、V系というジャンルそのものの懐の広さを感じました。奥がふけぇんだな…掘り起こし甲斐のありすぎるジャンル/コンテンツなんだからもう……
ファントムのことをこっそりヴィジュアル系なんでも屋さんと呼んでいるんですがあながち間違ってないと思ってます
- 風神RIZING!「ピース!」
シェアハウス先公表していいんですか!?っていうジャケ写に対するツッコミはさておき、聴いてて笑っちゃう無邪気な楽しさと心をきゅって締め付けるような確信への迫り方、フウライのバランスのとり方にぞくぞくしちゃうよね…光は差す同時に影は生まれ……(世界の理)
君たちの笑顔を守りたいよ、おれローディ―たちは…(新アプリのおれたちがローディ―なのかどうか知らんけど)
そろそろNRNLカラオケで歌いたいんだけど追加してくれないのかな
- εpsilonΦ「Friction」
才能溢れる恐るべき子どもたちの記念すべき1stアルバム。
作中いちばん下のバンドがこうバッキバキに闘志とか欲求とか剥き出しにしてるの、なんかいいなぁと思います。年下がキャンキャン吠えてるカワイ~~みたいな言い方になっちゃったけどそういうんじゃないからね、とりあえずオルトロスのMV見ようみんな。キャンキャンどころの騒ぎではない。
ていうかレゾンデートルのMV見た?衝撃に備えよ姿勢は低くよ…
あおいくんのヒストリーに「生後間もなく、熊本県内の施設に預けられる」とあるので異母兄弟説を推しているんですがどうなんでしょうか…
【10月】
- 芹澤優「YOUr No.1」
ずっと聴きたいと思っていたのでアルバムが出て嬉しかったです。
芹澤優というアイドル、声優、アーティストの歩みがしっかり詰まった聴きごたえ抜群のアルバムでした。あくまでi☆Risのオタクなのでソロ活動は追いきれていないんですけどアルバムを聴くことで知らない芹澤優ちゃんの姿が見られて楽しかった!
リード曲のシンデレラストーリー、コンセプトから衣装から何から何まで優勝だったよね……ツアー完走おめでとうございました……
- センチミリメンタル「やさしい刃物」
やさしい刃物、ききました
— 沙藤 (@Diva2348MR) 2022年10月28日
心の弱いところ未熟なところをそっと撫でてもらっているようでした。
はなしのつづきをカウント通りとれるようになることが当面の目標です。
この頃ちょうどデッケェ壁にぶち当たっていたんですが、温詞さんの曲が自分の弱いところや塞がったかさぶたを優しく撫でてくれているようで。抑え込んでいたものがどくどくと流れて止まらなくなってしまって、家路で泣くという失態を犯しました。誰にも見られていないと信じています。
センミリさんのキャッチコピー「喜び、悲しみ、全部歌う。」、Argonavisの踏み込んだ新しい音楽性に通じる面があると思っていて。そもそも繋がりがあったから提供が実現したのかは分からないけれど、伊藤さんと温詞さんがお友達ではなかったとしても楽曲提供する話はあったのでは、と思っています。またコラボしてもらいたいしアコナビにも来てほしいな~~!!
はなしのつづきはカウント通りとれるようになりました。
【11月】
- i☆Ris「10th Anniversary Best Album ~Best i☆Rist~」
わたしもi☆Ristになっちゃった~~~(大の字)(?)
やっぱさ、周年円盤をリアルタイムで買える喜びってのは替えの利かないものなんですわ……シングル集だから大抵の音源は手元にあるんだけど、全部通して聴くと声の成長歌唱力の向上歌割の変化曲調の変遷色んなものが見えてきてそれはそれで楽しいよな~って思いました。
おめでたいのは、いつもありがとうと言いたいのはこちらの方。i☆Risがi☆Risでいてくれるからわたしたちオタクは日々頑張れているわけで……ありがとうはいつでもこっちが言いたいんだよ……(BIG EMOTION)
改めて10周年おめでとう!次のツアーも行きたいよ
【12月】
- SHINEPOST Character Song Collection
TLで流れてきてアニメ見たらズブズブになった話。言うてみーゆーコンビがいたから相互さんがRTしてなくても見てた説はある。
ハルルンの天才さとか理王様の歌唱力とか、演者のみなさんの表現力はもちろんのこと作画や演出もろもろを使って描き切ってしまうヤバさ。このプロジェクトに並々ならぬ情熱をもって参加してくださっているのが伝わるよね…うれしいね…
Sweet Surrenderのトンデモ転調をシャインポスト流Cry Babyと呼びたい、いつか詳しくアナライズするんだから…
他多数!
今年はi☆Risちゃん結成10周年、自分が20歳、伊藤昌弘さん30歳、相葉雅紀さん40歳というスーパーメモリアルな年だったのですが、念願のライブ参戦、ぼっちコラボカフェ、友人との初連番諸々思い出に残る1年になりました Happy
担当と担当がコラボする世界を夢見て生きているんですけど、今年の3月に久保田さんと伊藤さんが出る超絶俺得生配信番組があったりなんかして報われた気持ちになりました。来年はガッツリ共演してほしいよ。何ならFNSに出てほしいよ。屍になる予感しかしないけど。
そんなことを願いながら(?)来年もたのしく生きていく所存。よろしくお願いします!
良いお年をお迎えください~~!!